太学功氣功療法研究所は、都内数箇所でレッスンを行なっている気功教室です。他に類を見ない本格的気功を基礎から学べます。

養成コースを終えて(30代・女性)

2007.04.06

 2004年11月22日から約1年2ヶ月(2クール)、養成コース本科を受講させていただきました。その間、自分自身を充実させることができ、ぼんやりとしか見えていなかった目標が、はっきりと具体的になってきました。気が充実し、元気になるというのはこういうことなのだという感覚を味わっています。
 本科を始める前の約6ヶ月、たんとう功のクラスに通っていました。そこで感じた感覚と、本科で立った時のたんとう功の感覚が違うというのが、本科の第一印象です。養成コースの気はとにかく強いとお聞きしていましたが、練習が楽に感じられるという形で気の強さを実感しました。

 始めて間もない頃は、三鷹まで片道2時間弱かけて通うことがとても大変なことに感じられました。寒い冬の時期に通い通せるのかとも思いました。今思うと、体もまだ今ほど充実していなかったのでしょう。満員電車で気分が悪くなることもありました。教室を終え家に帰ると、とにかく眠くて必ず昼寝をしていました。その眠りの深いことといったら。。。でもその三鷹の遠さも気にならなくなるほど、講義を受けること自体が私にとって、とても興味深く楽しいものになっていきました。
 五臓六腑のお話の時、初級で教わっているはずなのに、私は六腑を答えることができませんでした。五華のお話の時も、「五華」という言葉自体に聞き覚えがないという状態でした。初級のころの私に、いかにエネルギーがなかったかということです。我ながら驚きました。「気が増えてくると自然といろんなことがわかるようになってきます。」という講師のお話はとても納得しました。人の話を聞いて理解したり、物事を正しく理解するにも、エネルギーが必要なことに改めて気づきました。
 気の感覚の練習では、ほんの少しずつですが、相手の状態がわかるようになり、また他の人がいろんな感じ方を話すのを聞いていて、「そういうこともあるのか・・・」と興味深かったです。「自分は気の感覚があまりないから・・・」というのも思いこみや先入観なので、そういうのを取り外してみましょうと言われたことも新鮮でした。 
 また、たんとう功の立ち姿勢では、胸を開くことと、内股を意識して立つことを指導していただきました。これがけっこうきつかったです。すぐに猫背になったり、疲れると足の外側に力をかけて立っていたりという、普段気づかなかった自分の姿勢を意識させられました。何ヶ月かしたころ、「だいぶ立ち方がよくなりましたね。」と講師に声をかけていただいたときは、本当に嬉しかったです。
 そんな日々を過ごす中で、一緒に教室に通っていた方が妊娠されたということをお聞きしました。その日はパッと明るい気分になりました。個人的にもその方とお話もするようになり、私自身もやはり子どもが欲しいという思いを強くしました。本科もあと2ヶ月ほどという時期でしたので、講師の道に進みたいのか、子どもが欲しいというのが先なのか、というような気持ちでいました。また「講師の勉強をするにはちょっと早すぎる」というような思いもありました。毎週、気を受けて、いろんなお話をお聞きできるという生活が心底楽しかったので、2クール目を受講させていただくことを決めたときは、「もう少し講義が受けられる」とホッとしたというのが正直な気持ちでした。
 7月から大岡山で養成コースが開講すると聞き、2クール目はほとんどそちらでお世話になりました。三鷹は研修の振替の人が入れ替わりいらして、いろんな出会いがあったのも楽しみの一つでした。一方大岡山は、3~4人で同じメンバーということで落ち着いた雰囲気でした。養成担当の講師の方は普段の上級のクラスとはまた違う感じで、いろんなお話をしてくださいました。「養成コースをやる人は、太学功の真髄を皆さんにお伝えできる様になるために、しっかりエネルギーを充実させる努力をして下さい。その努力により人間としても大きくなり、多くの方を幸せにできるのです」というお話は、私の中にものすごい勢いで飛び込んできました。心地よい緊張感で身が引き締まると同時に、私もそのような人間になりたいと強く思いました。
 2クール目も半分過ぎたころから、次第に自分の中で、講師になるための専科に進んでみようかという気持ちになっていきました。半年前に「まだ早すぎる」と思っていたのとは、明らかに違うものでした。そして、子どもが欲しいという気持ちは同じなのですが、講師が先か子どもが先かではなく、もしかしたらその二つは全く別のことではないのかもしれないという気持ちになりました。エネルギーがたまってくれば、あとは自然に進んでいくのではないかと思えてきたのです。このような気持ちになれたことこそが、気が充実したということなのだと思いました。冒頭にも書いたように、元気になるというのはこういうことなのだと、今その思いをかみしめています。本科を2クール受講させていただいたことも、私にとっては必要なことだったのだと思います。
 今回このレポートを書くにあたり、これまでの自分を振り返ってみることができました。気功を始めたばかりの頃、ちょっと慣れて気功ダイエットを経験した中級の頃、いつも眠くなる上級の夜の教室に通っていた頃、結婚して生活が変わり家で毎日練習をするようになった頃、養成コースをやってみようかと思い始めた頃、そして養成コースを始めた頃。。。当然ですが、その時その時によって、私の状態が違っています。その時々の私のレベルに合わせて、講師の先生方はいろんなアドバイスをしてくださいました。養成コースでは太学功の真髄をいつもの授業とは違う形で分かり易く説明して下さりる事で、高いレベルまで引き連れていって下さり、目の前がパッと開けた感じがしました。時には、穏やかでユーモアあふれるお話をして下さり、実際の気の感覚を自分自身で感じ取れるような的確なアドバイスをいただきました。また初級で個人的にお世話になって以来、なんでも相談できるという雰囲気が魅力の講師の方の存在も大きかったです。(そして何もかもお見通しの丁先生は別格です。)本当に感謝しています。そんな素敵な講師の先生方を見ていて、私もあんな風になれたらいいなといつしか思うようになっていたのだと思います。そして今度は私も講師という立場で、別の形で気のお返し(交流)ができたらと思っています。
 これから専科に進んで研修を続けていく中で、さらに自分自身を充実させていけるよう努力をしていきたいと思っています。